人が足りていない業界とは?

人材不足業界!TOP3は外食サービス業・医療・農業

深刻な就職氷河期と騒がれている今、仕事を求めている人たちは大勢います。しかしその反面、人材不足が問題となっている職業があるのをご存知ですか?
人材不足が目立つ業界TOP3に挙げられるのは1.外食サービス業 2.医療業界 3.農業です。それぞれの仕事に人が集まらない理由については「失業者と人材不足の謎」の章で詳しく触れています。人材不足は業界全体に大きなマイナスの影響を及ぼします。ひと言で表すと「負の悪循環」。わかりやすく説明すると

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上記のような流れが出来上がります。このようなループから抜け出す方法を見つけるために、多方面から人材不足の原因・現状について探っていきましょう。

深刻な人手不足に悩む、建設現場

需要が高いのに人が集まらない業界のひとつに「建設業」があります。
業界競争が激しい今の時代、目にもとまらぬ速さで近代化が進んでいます。当然それに伴い、高層ビル・民間住宅等の建築ニーズが高まっています。仕事は建物の建設だけに限らず、高度成長期に造られた古い橋・道路・建築物の修復作業も山積み状態です。
しかし現在、人手不足から工事の発注が来ても受けられないという深刻な事例が多発しています。仕事に取り掛かることすら難しくなるまでに、人手が足らなくなった原因とはなんでしょう?
考えられる一番大きな原因は「労働量に見合った報酬がもらえないこと」だと言われています。さらに、他にも社会保険などの福利厚生が整っていない企業が多かったり、命がけの仕事に加えて人手が無くてハードな労働だったりとさまざまな問題を抱えています。
これからの建設業を支えるためには、待遇の改善・給与設定の見直し・マイナスイメージの払拭が大きなカギとなるでしょう。

新たなる3K?IT業界

ネガティブイメージが定着してしまっている業界の中に、IT業界があります。世間ではIT業界に対し、過酷な労働環境を表す「きつい」「汚い」「危険」の3Kならぬ、「きつい」「給料が安い」「帰れない」の新3Kを掲げ、ネガティブアピールに拍車をかけてしまっています。
大変なイメージが強いIT業界ですが、昔はこんなにマイナスイメージが強い職種ではありませんでした。元々「IT業界」といえば時代の最先端、いわゆる「かっこいい職種」のイメージでした。しかし、業界が発展していくにつれて徐々に「かっこいい」から「きついだけ」の仕事と認知されるようになってしまいました。
新3Kのマイナスイメージを脱却し、かっこいいIT業界のイメージを取り戻すためには、従来の仕事のやり方を見直して働きやすい環境にするだけでなく、より専門性・デザイン性の高い仕事をこなしていくことが課題だといわれています。

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